第172章

「あなたの身に起きていることは、全部わかっているよ」

ダニーおじさん一家は、うちといつも頻繁に連絡を取り合っているわけではない。それでも関係はかなり親密だった。だからこそ、ダニーおじさんは私の状況について、あれほど歯に衣着せぬ言い方ができたのだ。

「女の人生は恋愛だけじゃない。おまえはブレイク家の娘だ。この家に育てられ、大切にされてきた。価値がわからない相手なら、こっちから願い下げだ。これからは仕事でのし上がれ。おまえほどの器があれば、選ぶ側になれる。誰だっておまえが望めばいい」

その言葉に、奥さんのキャシーおばさんまで相槌を打った。「そのとおりよ。エンバー、あなたは美人だし、会社だって...

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